『アドレナリンの匂う女』
たまにはミステリも。
「アドレナリンがブッと出たぜ」という名セリフは泉昌之の傑作マンガ『新さん』(新潮文庫)の登場シーンですが、これもまた名タイトルだと思います。
『アドレナリンの匂う女』 ジェイムズ・M・ケイン・作/宇野利泰・訳 創元推理文庫174-1
ジェイムズ・ケインというと『郵便配達は二度ベルを鳴らす』が有名ですが、このお話はあのお話とは微妙にパラレルで、『郵便…』では主人公がろくでなしで魔性の人妻と共謀して旦那を殺すお話ですが、こちらは主人公が人生の成功者でやはり魔性の人妻と…というお話。
気になるタイトルは「The Magician's Wife」。匂う女の亭主が奇術師なのですね。
表紙絵は岡部孝之氏。微妙に手抜きな感じがいい味出しています。でもピンチの時に出るホルモンのアドレナリンってどんな匂いなのでしょうか…やはり凄いタイトルです。
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コメント
年末年始は各地で交通機関のトラブルが多かったような気がするのですが、うさぎ堂さんは大丈夫でしたか?
ところで今トップにあるフレッド・セイバーヘーゲンの「赤方偏移の仮面」の表紙に描かれているバーサーカーって「究極超人あ~る」の最後のほうに出てきたのにそっくりですね。ていうか「あ~る」のバーサーカーの元ネタがこれだったんですね。バーサーカーシリーズの存在は知ってましたが、この表紙絵は見たことがありませんでした。
投稿: まーく | 2009年1月 4日 (日) 18時39分
表紙絵のバーサーカーは加藤直之氏のオリジナルキャラなのでしょうが、なかなか異星人っぽいロボットですね。『究極超人あ~る』には細かく見るともっとSF作品へのオマージュがあるのかもしれませんね。
投稿: うさぎ堂主人 | 2009年1月 4日 (日) 23時39分