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『ドウエル教授の首』

 先日mixiの創元推理文庫のコミュでこの本を探されている方がいらしたので、今回はこれで。

『ドウエル教授の首』 アレクサンドル・ベリャーエフ・作/原卓也・訳 創元推理文庫634-1

Mini

 カバー絵は金子三蔵氏。どこかユーモラスでありながらタイトルを見ながら眺めるとSFチックでいい感じの作品です。

 小学生の頃、図書館で友だちと読破を競って借りていたものにポプラ社の江戸川乱歩全集と、あかね書房の『少年少女世界推理文学全集』があります。
 全20巻中の最後の2巻がなぜかSF編で、その最終巻『暗黒星雲(アシモフ)/生きている首(ベリヤーエフ)』が出会いでした。カバー画は真鍋博氏でした。後で知りましたがこの全集はとても人気があるようです。いつか手元に揃えたいと思っています。

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コメント

懐かしいですね。あかね書房の『少年少女世界推理文学全集』sun
「生きている首」も好きでしたが、僕は「人工頭脳の怪」(ドノヴァンの脳髄)のほうがお気に入りでした。脳がテレパシーで人を操るのが怖くておもしろかったです。
前者は大人になってから全長版を読み直したのですが、「人工頭脳」はいまだにオリジナルを読んだことがありません。
昔のSFには肉体を失っても精神だけで生き続けるという話がたくさんあったと思うのですが、心と体は密接に結びついているので、心だけで生きることはできない・・・というか、もし自分が脳だけの存在になってしまったら、心も変化して元の自分ではいられなくなるんだろうなと思います。

投稿: まーく | 2009年1月11日 (日) 14時50分

子ども向け本は章ごとにタイトルがついていて、それがまたワクワクしたものでした。「人工頭脳の怪」の章のタイトルがネットで拾えたので以下に載せてみました。

あやしい医者/飛行機事故/返事せよ!/左ききの字/殺人未遂/銀行と老秘書/ジャニースの心配/殺人犯ハインズ/ドノバンの秘密/十三歳の少女/脳は殺人する!/逃げよう!/悪魔とのたたかい

それからイラストもいいですね。松下勲という方でしたが、他では見たことがないように思われます。カマボコみたいな胴体から手足が無造作に生えているような絵を描く人だったような気がします。

投稿: うさぎ堂主人 | 2009年1月12日 (月) 01時07分

おお、ありがとうございます。章のタイトルを見てるとなんとなくストーリーの記憶が蘇ってくるような。
この本のイラストはまったく覚えていません。全集の中で印象的だったのは、なんといってもポー(独特なオブジェを使ったイラストレーションがめちゃくちゃ怖かった)と「ジキル博士とハイド氏」です。「ジキル」は明快な線の、まるで交通標識みたいな人物の絵だったと思うのですが、その明快さと物語の怖さのギャップがおもしろかったのかも知れません。なんか「笑うせえるすまん」みたいですね。

投稿: まーく | 2009年1月12日 (月) 12時43分

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