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『誕生パーティの17人』

タイトルが気になっていたスウェーデンの推理小説を読んでみました。

 『誕生パーティの17人』 ヤーン・エクストレム・作/後藤安彦・訳 創元推理文庫227-1

17mini

 遺産配分目当てで、一族の長老である伯母の誕生日に集まった3つの家族。その夜、2人の人間が別々の部屋で死体で見つかります。どちらも密室。そしていくつかの怪しい出来事の後に更なる殺人が…

 一つの屋敷に一族が集まって、密室に連続殺人…謎解きを楽しむタイプの本格ミステリです。しかも叙述形式もうまく工夫してあり、最後の最後まで読ませる作品です。
 作者のヤーン・エクストレムは「スウェーデンのカー」と呼ばれているそうですが、密室トリックも無理なくうなずけるものでした。

 カバー絵はひらいたかこさん。創元ではクリスティなどで沢山描いていますが、このカバー絵はかなり内容に合っていて、いい雰囲気です。
 

 お気に入りになりました。この作家の作品の更なる訳本が待たれます(この本は既に品切れですが… 手元のものは1987の初版です)。

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