SF

本日の新入荷(11/5)

 ◇古書うさぎ堂 11月5日の新入荷◇

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★ハヤカワSF文庫を14点入荷しました★

〈デューン シリーズ〉
フランク・ハーバード

・デューン 砂の惑星1 (挿画:石森章太郎)
・デューン 砂の惑星2 (挿画:石森章太郎)
・デューン 砂の惑星3 (挿画:石森章太郎)
・デューン 砂の惑星4 (挿画:石森章太郎)

・デューン 砂漠の救世主 (挿画:石森章太郎)

・デューン 砂丘の子供たち1
・デューン 砂丘の子供たち2
・デューン 砂丘の子供たち3

・デューン 砂漠の神皇帝1
・デューン 砂漠の神皇帝2
・デューン 砂漠の神皇帝3

・デューン 砂漠の異端者1
・デューン 砂漠の異端者2
・デューン 砂漠の異端者3
          

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本日の新入荷(10/24)

 ◇古書うさぎ堂 10月24日の新入荷◇

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★ハヤカワJA文庫を30点入荷しました★

・地球はプレーン・ヨーグルト 梶尾真治 
・創星記 上 川又千秋 
・創星記 下 川又千秋 
・ワイルドマシン 川又千秋 

〈能無しワニ〉
・南から来た拳銃使い 中井紀夫 
・裏切り砦の拳銃無頼 中井紀夫 
・恋の拳銃無宿 中井紀夫 
・ワニよ銃をとれ 中井紀夫 
・続・ワニよ銃をとれ 中井紀夫 
・荒野のトカゲ・ライダーズ 中井紀夫 
・遙かなる大渓谷 中井紀夫
 
〈失われし者タリオン〉
・漂流の美剣 宮本昌孝 
・神々の剣法 宮本昌孝 
・破邪復活剣 宮本昌孝
・妖魔の末裔 宮本昌孝 
・往きて、乱 宮本昌孝 
・不死者の首 宮本昌孝 
・閉ざされた眼 宮本昌孝 
・王者の父 宮本昌孝 
・悲曲果つ 宮本昌孝 
・逃走戦線 宮本昌孝 
・地の底から 宮本昌孝
 
・旗本花咲男 宮本昌孝

〈宇宙連邦軍シリーズ〉
・ネットワーク・ソルジャー 下 矢野徹 
・マーズ・ドラゴン 矢野徹 
・忍者惑星テラ2 矢野徹 
・テレパス狩りの惑星 矢野徹 
・草原をゆく帆船 矢野徹 
・砂漠のタイムマシン 矢野徹
 
・神狩り 山田正紀 

          

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本日の新入荷(4/26)

 ◇古書うさぎ堂 4月26日の新入荷◇

    426

★ハヤカワSF文庫を21点入荷しました★

・「夜明けのロボット 上」 アイザック・アシモフ
・「夜明けのロボット 下」 アイザック・アシモフ
・「モンキー・ハウスへようこそ1」 カート・ヴォネガット・ジュニア
・「モンキー・ハウスへようこそ2」 カート・ヴォネガット・ジュニア
・「スラップスティック」 カート・ヴォネガット
・「青ひげ」 カート・ヴォネガット
・「ホーカス・ポーカス」 カート・ヴォネガット
・「パーム・サンデー」 カート・ヴォネガット
・「白鹿亭奇譚」 アーサー・C・クラーク
・「明日にとどく」 アーサー・C・クラーク
・「宇宙への序曲」 アーサー・C・クラーク
・「過ぎ去りし日々の光 上」  アーサー・C・クラーク
・「過ぎ去りし日々の光 下」 アーサー・C・クラーク
・「2010年宇宙の旅」 アーサー・C・クラーク

・「リムランナーズ」 C・J・チェリイ
・「ダウンビロウ・ステーション 上」 C・J・チェリイ

・「ダウンビロウ・ステーション 下」 C・J・チェリイ

《未来史》
・「デリラと宇宙野郎たち」 R・A・ハインライン
・「地球の緑の丘」 R・A・ハインライン
・「動乱2100」 R・A・ハインライン

・「ウロボロス・サークル」 R・A・ハインライン

          

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本日の新入荷(4/10)

 ◇古書うさぎ堂 4月10日の新入荷◇

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★ハヤカワSF文庫を21点入荷しました★

・「ミレニアム・ヘッドライン 上」 ジョン・ケッセル
・「ミレニアム・ヘッドライン 下」 ジョン・ケッセル
・「戦士の誇り 上」 トニー・ダニエル
・「戦士の誇り 下」 トニー・ダニエル
・「サイティーン 1」 C・J・チェリイ
・「サイティーン 2」 C・J・チェリイ
・「サイティーン 3」 C・J・チェリイ
・「サイティーン 4」 C・J・チェリイ
・「大暴風 上」 ジョン・バーンズ
・「大暴風 下」 ジョン・バーンズ

《宇宙都市》
・「宇宙零年」 ジェイムズ・ブリッシュ
・「星屑のかなたへ」  ジェイムズ・ブリッシュ
・「地球人よ、故郷に還れ」 ジェイムズ・ブリッシュ
・「時の凱歌」 ジェイムズ・ブリッシュ

《ゲイトウェイ》
・「ゲイトウェイ」 フレデリック・ポール
・「ゲイトウェイ2」 フレデリック・ポール

・「ゲイトウェイ3 上」 フレデリック・ポール
・「ゲイトウェイ3 下」 フレデリック・ポール
・「ゲイトウェイ4 上」 フレデリック・ポール
・「ゲイトウェイ4 下」 フレデリック・ポール
・「ゲイトウェイへの旅」 フレデリック・ポール


          

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本日の新入荷(3/27)

 ◇古書うさぎ堂 3月27日の新入荷◇

    327

★ハヤカワSF文庫を21点入荷しました★

・『脳波』ポール・アンダースンーマン
・『折れた魔剣』ポール・アンダースン
・『魔界の紋章』ポール・アンダースン 
・『焦熱期』ポール・アンダースン 
・『プロジェクト・ライフライン』ジャック・ウィリアムスン
・『宇宙探偵ラスティ』ブルース・コーヴィル
・『暗黒星通過!』ジョン・W・キャンベル
・『非情の灼熱惑星』F・A・ジェイヴァー
・『特務機関GWA』K・H・シェール
・『中継ステーション』クリフォード・D・シマック
・『小鬼の居留地』クリフォード・D・シマック
・『悪鬼の種族』ジェイムズ・H・シュミッツ
・『星界の王死すとき』ジョン・ジェイクス
・『今宵われら星を奪う』ジョン・ジェイクス

・『異世界の帝王』H・ビーム・パイパー
・『秘密国家ICE』Rフレッド・ホイル
・『ソーラー・フェニックス』リチャード・S・マッケンロー
・『アイソトープ・マン』チャールズ・エリック・メイン
・『祖父たちの戦争』マレイ・ラインスター
・『惑星封鎖命令!』マレイ・ラインスター
・『禁断の世界』マレイ・ラインスター

          

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本日の新入荷(2/26)

 ◇古書うさぎ堂 2月26日の新入荷◇

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★創元文庫のSFを14点入荷しました★

・『遙かなる賭け』メリッサ・スコット
・『時間のかかる彫刻』シオドア・スタージョン  
・『フラクタルの女神』アン・ハリス 
・『名誉のかけら』L・M・ビジョルド 
・『星を継ぐもの』J・P・ホーガン 
・『巨人たちの星』J・P・ホーガン 
・『未来からのホットライン』J・P・ホーガン

《ルーンの杖秘録》  
・『額の宝石之巻』マイケル・ムアコック  
・『赤い護符之巻』マイケル・ムアコック  
・『夜明けの剣之巻』マイケル・ムアコック  
・『杖の秘密之巻』マイケル・ムアコック

《ブラス城年代記》    
・『ブラス伯爵』マイケル・ムアコック  
・『ギャラソームの戦士』マイケル・ムアコック  
・『タネローンを求めて』マイケル・ムアコック
          

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本日の新入荷(2/19)

◇古書うさぎ堂 2月19日の新入荷◇

    219

★創元文庫のSFを21点入荷しました★

・『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン
・『宇宙消失』グレッグ・イーガン  
・『異星人情報局』ジャック・ヴァレ 
・『世界の秘密の扉』ロバート・チャールズ・ウィルスン  
・『時に架ける橋』ロバート・チャールズ・ウィルスン  
・『琥珀のひとみ』ジョーン・D・ヴィンジ  
・『マッカンドルー航宙記』チャールズ・シェフィールド  
・『太陽レンズの彼方へ』チャールズ・シェフィールド  
・『ニムロデ狩り』チャールズ・シェフィールド  
・『グリンプス』ルイス・シャイナー  
・『惑星カレスの魔女』ジェイムズ・H・シュミッツ  
・『時間線を遡って』ロバート・シルヴァーバーグ  
・『天の十二分の五』メリッサ・スコット  
・『時の扉をあけて』ピート・ハウトマン  
・『宇宙の一匹狼』フレドリック・ブラウン  
・『逆転世界』クリストファー・プリースト  
・『終わりなき平和』ジョー・ホールドマン  
・『海魔の深淵』デヴィッド・メイス  
・『移動都市』フィリップ・リーヴ  
・『掠奪都市の黄金』フィリップ・リーヴ  
・『地球最後の日』フィリップ・ワイリー&エドウィン・バーマー  
          

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本日の新入荷(2/9)

◇古書うさぎ堂 2月9日の新入荷◇

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★角川文庫のSFを40点入荷しました★

・『五万年後の夏休み』荒巻義雄
・『緑の宇宙群島』荒巻義雄  
・『宇宙の放浪者』石津嵐 
・『ウィンク』小松左京  
・『最後の隠密』小松左京  
・『宇宙漂流』小松左京  
・『蟻の園』小松左京  
・『氷の下の暗い顔』小松左京  
・『大海神』田中光二  
・『戦う恋人たち』田中光二  
・『神なき闘争』田中光二  
・『逆襲・犯罪都市』田中光二  
・『大いなる破壊』田中光二  
・『農協月へ行く』筒井康隆  
・『少年エスパー戦隊』豊田有恒  
・『もう一つの世界』豊田有恒  
・『倭王の末裔』豊田有恒  
・『石の血脈』半村良  
・『サイボーグ・ブルース』平井和正  
・『魔女の標的』平井和正  
・『メガロポリスの虎』平井和正  
・『悪徳学園』平井和正  
・『悪夢のかたち』平井和正  
・『ちがう』福島正実  
・『わがセクソイド』眉村卓  
・『ワルのり旅行』眉村卓  
・『ぼくたちのポケット』眉村卓  
・『ポケットのABC』眉村卓  
・『ふつうの家族』眉村卓  
・『最後のポケット』眉村卓  
・『月光のさす場所』眉村卓  
・『作戦NACL』光瀬龍  
・『カムイの剣 3』矢野徹  
・『カムイの剣 4』矢野徹  
・『カムイの剣 5』矢野徹  
・『暗黒の序章 マシンガイ竜』山田正紀/永井豪  
・『ヨコジュンのビックリハウス』横田順彌  
・『ヨコジュンのわんだあブック』横田順彌  
・『SF大辞典』横田順彌  
・『山田太郎十番勝負』横田順彌          

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本日の新入荷(1/30)

◇古書うさぎ堂 1月30日の新入荷◇

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★ハヤカワ文庫のSFを14点入荷しました。全てアイザック・アシモフです。★

・『サリーはわが恋人』
・『ファウンデーション』  
・『ファウンデーション対帝国』 
・『第二ファウンデーション』  
・『ファウンデーションの彼方へ 上・下』  
・『ファウンデーションのと地球 上・下』  
・『ファウンデーションへの序曲 上・下』  
・『ファウンデーションの誕生 上・下』  
・『ロボットと帝国 上・下』  

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本日の新入荷(1/24)

◇古書うさぎ堂 1月24日の新入荷◇

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★ハヤカワ文庫のSFを17点入荷しました★

・『銀河おさわがせ中隊』 ロバート・アスプリン 
・『銀河おさわがせパラダイス』 ロバート・アスプリン
・『銀河おさわがせマネー』  ロバート・アスプリン&ピーター・J・ヘック
・『銀河おさわがせアンドロイド』  ロバート・アスプリン&ピーター・J・ヘック
・『銀河おさわがせドギー』  ロバート・アスプリン&ピーター・J・ヘック
・『緑の瞳のアマリリス』 ジェイン・アン・クレンツ 
・『トリポッド1 来襲』 ジョン・クリストファー

・『トリポッド2 脱出』 ジョン・クリストファー
・『トリポッド3 潜入』 ジョン・クリストファー
・『トリポッド4 凱歌』 ジョン・クリストファー

・『プルトニウム・ブロンド』 J・ザコーアー&L・ゲイネム
・『ティンカー』 ウェン・スペンサー

・『ようこそ女たちの国へ』 ウェン・スペンサー
・『ウォー・サーフ 上』 M・M・バックナー
『ウォー・サーフ 下』 M・M・バックナー
・『コラプシウム』 ウィル・マッカーシイ
・『火星縦断』 ジェフリー・A・ランディス

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『わが名はコンラッド』

 ハヤカワ文庫の名作系は角田純男氏が多いですね。

『わが名はコンラッド』 ロジャー・ゼラズニイ・作/小尾芙佐・訳 ハヤカワ文庫SF178

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 全面戦争後の異世界と化した地球で、不死の英雄コンラッドが活躍するお話です。
 今までにご紹介した角田純男氏の作品『地球の長い午後』『中継ステーション』はいずれもヒューゴー賞受賞作ですね。3点並べるとモチーフで共通するものが現れるのが見えますね

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『ドウエル教授の首』

 先日mixiの創元推理文庫のコミュでこの本を探されている方がいらしたので、今回はこれで。

『ドウエル教授の首』 アレクサンドル・ベリャーエフ・作/原卓也・訳 創元推理文庫634-1

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 カバー絵は金子三蔵氏。どこかユーモラスでありながらタイトルを見ながら眺めるとSFチックでいい感じの作品です。

 小学生の頃、図書館で友だちと読破を競って借りていたものにポプラ社の江戸川乱歩全集と、あかね書房の『少年少女世界推理文学全集』があります。
 全20巻中の最後の2巻がなぜかSF編で、その最終巻『暗黒星雲(アシモフ)/生きている首(ベリヤーエフ)』が出会いでした。カバー画は真鍋博氏でした。後で知りましたがこの全集はとても人気があるようです。いつか手元に揃えたいと思っています。

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『中継ステーション』

 久しぶりに名作系の表紙です。これは中学の頃に読んで、ファンタジックなSFに目を向けるようになった思い出の作品です。

 『中継ステーション』 クリフォード・D・シマック・作/船戸牧子・訳 ハヤカワ文庫SF265

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 確か、シマックの『都市』を読んで気に入ったので、続けて読んだ作品だったと思います。アメリカの辺鄙な田舎の農家が、実は銀河系の様々な異星人を星から星へ送る物質転送機を備えた中継ステーションだったというお話です。

 カバーは角田純男氏。当時は描かれている女性がきれいな少女だったと思っていましたが、今改めて見るとそれほどでもないですね…。見ようによっては大人の女性にも見えます。牧歌的風景と、笑顔の女性、そして両手に抱かれている球体…幻想的でありながらどこかしらSFっぽさを感じさせる素敵なカバー絵です。

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『銀河パトロール隊』

 古書うさぎ堂の1月9日の新入荷は〈レンズマン〉シリーズなので、今回の表紙はこれです。

 『銀河パトロール隊』 E・E・スミス・作/小西宏・訳 創元推理文庫603-1

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 カバー絵はもちろん真鍋博氏。流線型のボディににドームガラスのロケット、光線やレーザーで彩られた空間、異形なのにどこかかわいいエイリアン…本文で描かれているものは絶対に違うだろうと思っていても、こうしたイメージしやすい挿画で読みたいと思わせる魅力があります。
 左下方の白いドーナツ達(車輪人間)が個人的にとても好きで、レンズマンと車輪人間との戦いを描いたカラーの口絵は大傑作です。ちなみに口絵に対応する文章は(本の袖に書いてあるものです)、

 「彼が宇宙斧をふるいにふるうにつれて、部屋は血みどろの屠殺場と化し、どの隅にも車輪人間の打ち砕かれた死体がうず高く積み重なり、床は血と粘液でおおわれた」

 とありますが、さて「血みどろの屠殺場」、「血と粘液でおおわれた」床がどんな風に描かれているのでしょうか…

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『ブロンズの男』

 昔のハヤカワSFにはファンタジイだけでなく、ハヤカワNVに入りそうな冒険モノもありました(リアリティが薄いからSFに入れられたのでは…)。
 そんな中でかなりトンデモな伝説のスーパー娯楽アクションがこれです。

 『ブロンズの男』 ケネス・ロブスン・作/野田昌宏・訳 ハヤカワ文庫SF168

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 正義を愛し超人的な知力体力財力を持ち、スペシャリストの5人の仲間と一緒に巨悪とと闘うスーパーヒーロー。それがこのシリーズの主人公ドック・サヴェジです。1930年代のアメリカの「Doc Savage Magazine」に連載された全181篇のうちの1番目のものがこの本。  多くの人の尊敬を受けていたドックの父親の死の謎から古代マヤ文明の黄金までの冒険を、破天荒な無敵さで走り抜ける痛快な作品です。

 表紙絵はバロン・吉本氏。カラー口絵はカラフルで突っ込み所満載の傑作です。本文も挿画に負けない野田氏の名訳です。

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『階層宇宙の創造者』

洋服箪笥の向こうに魔法の国があったのはナルニア国物語ですが、このお話は地下室の押入れの向こうの別世界です。

 『階層宇宙の創造者』 フィリップ・ホセ・ファーマー・作/浅倉久志・訳 ハヤカワ文庫SF133

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 60年代テイストムンムンのマスカラバッチリのサイケ美女は深井国氏。ハヤカワミステリのガードナーの表紙絵の方が有名ですね。
 ハノイの塔のような円盤が積まれた階層世界を上へ上へとヒロイン救出の為進んでいくというファンタジックな冒険モノ<階層宇宙シリーズ>の第1弾です。

 挿画のシルエットも古びていてグッとくきます。

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『スター・キング』

 レトロ・フューチャーな作品でオシャレなのはやっぱり真鍋博氏です。

 『スター・キング』 エドモンド・ハミルトン・作/井上一夫・訳 創元推理文庫SF637-1

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 左上の未来都市っぽい六角形とか伸びた人のシルエットにサイケなペイント、波打つ背景…すごく60年代な感じがします。個人的にはかなり上位にある表紙絵です。

 保険会社の社員が20万光年の彼方の銀河帝国の王子と精神が入れ替わって、宇宙の平和の為に活躍するという、ものすごく都合のいいスペースオペラです。
 これには続編があって、表紙は昔の創元文庫にありがちな配色変えですが(背景の星とかがちょっと違っていますが…)、これもまたいい感じです。

 『スター・キングへの帰還』 エドモンド・ハミルトン・作/井上一夫・訳 創元推理文庫SF842

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『妖魔の潜む沼』

 昔の創元推理文庫の背にはジャンルをあらわすマークがありました。推理小説は、「本格推理」、「スリラー、サスペンス」、「法廷物、倒叙、その他」等、様々な分類がありました。
 でも
SFは「SF」のみ。ファンタジイというのはなく、それらは「怪奇と冒険」というものと「SF」とにまたがって入っていました。分類は内容よりも主に作家に合わせてされていたようです。そんなわけで、SF作家がファンタジイを書いても「SF」に入ってくることになります。

 これもそんな作品です。

 『妖魔の潜む沼』 クリフォード・D・シマック・作/冬川亘・訳 創元推理文庫676-2

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 妖魔の軍勢が地上を跋扈するパラレルワールドの20世紀のブリタニアで、イエズスの実在を証明するかもしれない書簡が見つかる。これの真偽を確かめるため名門の子息が相棒を連れて危険な旅をする…といった剣と魔法と怪物のお話です。オチにかすかにSFっぽさがありますが、ほぼ純然なファンタジイです。

 表紙絵は若菜等氏。配色や構図はすごく決まっていますが、どことなくチープな香りがします。それはやはり美女のお約束の服装でしょうか。
 本文には「その女性は革の半ズボンに革ジャケットといういでたちで、のどもとに白いスカーフを巻いていた。右手には戦さ斧をもち、その刃が陽光にきらきらと輝いていた」とあります。
 …どうでしょう。

 原題は「The Fellowship of  the Talisman」。妖魔の潜む「沼」は終りの方に出てくるだけです。

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『第五惑星から来た4人』

 創元推理文庫の昔の作品は、ヘタウマと前衛との間を行く結構多いきわどい表紙が多かったと思います。

 『第五惑星から来た4人』 マレー・ラインスター・作/小西宏・訳 創元推理文庫713

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 いわゆる「レトロ・フューチャー」な絵ですね。創元の大御所、金子三蔵氏の作品です。ウミウシみたいで柔らかそうな円盤に不思議な魅力を感じます。

 米ソ冷戦の激化の中、南極に着陸した宇宙船には高度な文明を持つ世界から来た4人の少年少女が乗っていた。彼らは、今は小惑星群と化している火星と木星との間にあった第五惑星から時空を超えてやってきたのだという…といった内容です。
 
ファーストコンタクトをしたエイリアンが実は人間そっくりだったという事態が世の中にどういう影響を及ぼすか(最近リメイクされた「地球が静止する日」もそうですね)という点ではちょっと面白い話です。その目的やオチは別としてですが。

 

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『銀河のさすらいびと』

 ハヤカワSF文庫はここ数年は絶版になっていた名作を新装版でいくつも出していますが、これも初版から30年の時を経て新装版が出た作品です。

 『銀河のさすらいびと』 キース・ローマー・作/伊藤典夫・訳 ハヤカワ文庫SF1527

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 死にかかった地球人の若者(ビリイ・デンジャー)が人間型の異星人に助けられ下僕として仕えるが、その主人が死に、主人と一緒にいた女性(レア姫)が奇怪な異星人にさらわれてしまう。ビリーはその女性を助けることを誓い、何年もかけて銀河をめぐりレア姫を探してゆく…といったお話ですが、このお話では主人公がホントにひどい目に遭います。しかもヒロインも。
 ライトノベルブームに合わせて、スペオペをアニメっぽい装丁で出し直したというところですが、ハッピーエンドでありながら、途中はさっぱりライトではないです(痛くて主人公に入り込めないという意味で)。
 表紙絵はイラストがエナミカツミ氏。最近この方のイラストがハヤカワSFやハヤカワFTに多く見られます。旧版のカバーを参考に描かれたようです。ちなみに旧版はハヤカワSF134です。

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 並べてみてお分かりと思われますが、ネコが大きいのは遠近法ではなく、大型のネコなのですね。『夏への扉』ほど有名ではないですが、これもネコが出てくるSFの一冊です。ネコの名前はユリーカです。
 旧版のカバー絵・挿画は金森達氏。スタートレックの絵が有名ですね。色々な乗り物や異星人が出てくるので、旧版の挿画はなかなか読む助けになります。

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『失われた夢の惑星』

 表紙に使うにはちょっと手を抜きすぎているのでは…と思いたくなるような絵があります。

 『失われた夢の惑星』 エルンスト・ヴルチェク・作/松谷健二・訳 ハヤカワ文庫SF355

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 ドイツSFの作品で〈銀河の奇蹟〉シリーズ全4巻中の3巻目です。激したポーズと対照的なちょっとたれ目の美女の脱力した表情。彼女の衣装からきっと未来か異星だと思われるのになんだか1970年代の地球っぽい背景…なんだかじれったい絵ですgawk

 イラストは斉藤寿夫氏。余談ですが、この本のカラー口絵はとってもインパクトがありますflair

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『超革命的中学生集団』

 昔、多くない小遣いからSFやミステリの文庫本を買っていた時期、表紙が漫画だとなんだか値段に合わない買い物になるような気がして、気になっても買わなかったことを覚えています。

 この本もそんな一冊です。

 『超革命的中学生集団』 平井和正・作 ハヤカワ文庫SF144

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 表紙絵・挿画はもちろん永井豪氏。とある本では、この作品がライトノベルの元祖として扱われていました。それくらいマンガと本文との絡みが緊密なのですね。

 内容は宇宙人によって超人的な能力を授けられた中学生達が、自分達の力を地球の平和に役立てようと活躍する…ような感じの話ですが、基本はドタバタなSFです。
 実在の人物(当時のSFファン達。横田順彌氏とかもいます…)がモデルなので、表紙絵のキャラは結構特徴をつかんでいるのではないかと思われます学ランのラインや大きめのボタンが時代を感じさせていいですね。

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『一人で歩いていった猫』

 息の長い本はカバーも変わっていきますが、比較的短いスパンで3通りカバーが出た本がこれですconfident

 『一人で歩いていった猫』 大原まり子・作 ハヤカワ文庫JA149

まずは、初めは加藤直之氏から。これは昭和57年の2刷(初版も昭和57年)からです。

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翼の輝き具合いや下のや背景のよくわからないものがいい感じですcat

 次は米田仁士氏。平成3年の9刷のものです。

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耳がピンと立ったネコがとてもかわいいですね。赤色も透き通っていますcat

 最後は北見隆氏。平成7年の10刷です。

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なんだかタロットカードの絵柄みたいですねcat

以上3点並べましたが、個人的には2番がかわいくて好きです。お話のイメージに近いのは1番目か3番目ですが、1番目は加藤氏にしてはちょっと物足りない感じですcatface

 この作品(短編集)は今は絶版ですが、復刊したらやっぱり番号も新しくなってまた表紙も変わるのでしょうね。ちょっと楽しみです。

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『輝く星々のかなたへ!』

 こどものころは~♪そらをとべたよ~♪

 NHKのアニメ『キャプテン・フューチャー』でSFに目覚めた人も多かったのではないでしょうかtv
 ディスカバリー号にかまぼこやらXウィングやらくっつけた、原作とは似ても似つかぬコメット号がとてもかっこよかったです(その後ハヤカワ文庫でコメット号のデザインを見てがっかりした覚えがあります)。

 『輝く星々のかなたへ!』 エドモンド・ハミルトン・作/野田昌宏・訳 ハヤカワ文庫SF85

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 カバー絵は水野良太郎氏。ハヤカワ文庫の20作はどれも味わい深いです。色々迷いましたが、1発目はいかにも表紙っぽいイラストで。
 全員が(サイモン教授も)カメラ目線で、カーティスの飛びっぷりも素敵です。オットーの体の傾き、グラッグの長い腕、後ろの黄色いマルの微妙な歪み、サイモン教授の厚い唇…全て計算された外しっぷりがたまりません。
 カーティスの活躍はまたご紹介させていただきますhappy01

 キャプテン・フューチャーの表紙アップを記念して、こっそり古書うさぎ堂のキャプテン・フューチャーの値段を下げました。是非ご来店くださいcatface

 余談ですが、NHKアニメ『キャプテン・フューチャー』のDVD出ませんかねぇcddespair

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『宇宙嵐のかなた』

 スペースオペラは美女がつき物ですが、やはりグラマーで露出度の高い衣装は必須条件なようですshine

 『宇宙嵐のかなた』 A・E・ヴァン・ヴォクト・作/浅倉久志・訳 ハヤカワ文庫SF3

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 宇宙に支配圏を広げる地球人と接触を拒む宇宙人との駆け引きといった話ですが、地球軍の「美貌の女艦長」のイラストですね。

 またしても斉藤和明氏の筆による作品です。顔がしっかり外人っぽくてごつく、丸い部分の丸さがマンガチックにデフォルメされていていますね。遠いまなざしが「かなた」って感じでいですね。タイトルがなかったらモデル撮影会みたいですcamera

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『大宇宙の魔女』

 藤子不二雄に続き漫画家シリーズです。70年代のハヤカワSFシリーズには漫画家のイラストがいくつかあります。

『大宇宙の魔女』 C・L・ムーア・作/仁賀克雄・訳 ハヤカワ文庫SF36

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 もちろん松本零士氏の手によるものです。いつものミステリアス美女ですが、すごくSFに合いますね。

 宇宙の渡り鳥(死語?)ノースウェスト・スミスのシリーズで一番有名な「シャンブロウ」が入っている短編集です。「大宇宙の魔女」という邦題はオリジナルのようですが、とてもイラストとあっていて、中身への期待を膨らませてくれます(その為か古書うさぎ堂ではかなりの人気商品です)。

 余談ですが、金星産のお酒「セガー・ウィスキー」というのがよく出てくるのですが、これって何かでパロられていたような気がします。何でしたか…(SFファンの間では有名なのでしょうか…)。

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『突撃!かぶと虫部隊』

タイトルのインパクトもさながら、表紙も強烈な1冊です。

『突撃!かぶと虫部隊』 キース・ローマー・作/岡部宏之・訳 ハヤカワ文庫SF180

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 甲虫型異星人の住む惑星に送られた地球人の外交官が、種族間の紛争に巻き込まれこれを解決してゆくというお話ですが、甲虫型宇宙人というのが、体内に電子回路を持つ機械生命体というところが何ともトンデモな感じです。イラストは失敗作のトランスフォーマーみたいですが、実際本編もそんな感じのものが出ています。
 気になる横顔は紛争解決の為に異性人のコスプレをした主人公(だと信じています…)。

カバー絵・挿画はつぐもとれい氏。昔のマンガチックな挿画も魅力的です。この本は山本弘氏の『トンデモ本?違う!SFだ!RETURNS』(洋泉社)にも取り上げられています。興味のある方は是非どうぞ(余談ですが、姉妹編の『トンデモ本?違う!SFだ!』も面白いです)。

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『惑星ゾルの女王』

 一見、ダサい絵なのですが、実は、内容にかなり忠実な作品です。

 『惑星ゾルの女王』 ニール・R・ジョーンズ・作/野田昌宏・訳 ハヤカワ文庫SF136

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 小さな子供が描くダメなロボットか、典型的な昔のパルプマガジンの表紙ロボみたいな稚拙なデザインですが、イラストレーターのオリジナルではなく、原作の要請通りに描かれています。
 カバー画は藤子不二雄氏。口絵、挿画もかなりしっかり描いてあります。

 死後宇宙に漂っていたところをゾル星人の手によって脳を再生され、機械の箱に移植され不老不死の機械人間になった地球人科学者ジェイムスン教授の活躍を描くシリーズの第3弾。教授(21MM-392という名前です)感情はあっても表情がなく、ポーズも限定されるので、頑張って描けばその分余慶に滑稽に見えます(失礼)。

 改版して表紙を描きなおしてもきっとこのダサさは変わらないでしょう。昔のロボはこんな感じだったのに、今のロボはどこがどうなってガンダムやエヴァみたいなものになっていったのでしょうね…

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『砂漠の惑星』

 垢抜けたSFチックな表紙でお気に入りのカバー画がこれです。

 『砂漠の惑星』 スタニスワフ・レム・作/飯田規和・訳 ハヤカワSF273

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  消息を絶った宇宙船「コンドル号」の捜索の為、砂漠の惑星に降りたった宇宙船「無敵号」。見つかった「コンドル号」は襲われた形跡もなく、闘った跡もない…
 といった謎解きじみたお話で、表紙絵は中原脩氏。どことなくロジャー・ディーンみたいな曲線の構造物がカッコいいですshine

 カバーが変わるとなんだか魅力も減るような気がします。変更された表紙絵は東芳純氏(画像は1989年9刷のもの)。

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 やっぱりカバー絵はワクワクさせるものでなくては catface

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『イブの時代』

ハヤカワJAからのちょいレアな表紙です。

 『イブの時代』 多岐川恭・作 ハヤカワ文庫JA92

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 表紙画は斉藤寿夫氏。

  貧富の差もなく婚姻制度もなくなり犯罪もない、一見楽園のような未来に起こった奇怪な殺人事件。これを解くために、検事が人工冬眠から目覚めさせられ…
 SFというより未来を舞台にしたミステリといったもののです。今回の表紙絵はちょっと激しいですが、ちゃんと内容にあっています(マラカスと黒人というのがわざとらし過ぎますが実はOKなのです)。
 この表紙もちょっとひるみますね…

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『バーサーカー皆殺し軍団』

 『バーサーカー皆殺し軍団』 フレッド・セイバーヘーゲン・作/岡部宏之・訳 ハヤカワSF126

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 タイトルと表紙のギャップがすごい作品としてお気に入りの表紙です。決してファンタジイ作品ではなく、れっきとしたSFです。しかも内容と関係ない絵ではなく、重要なシーンのイラストだというところがまた不思議です。表紙絵・挿画は岩淵慶造氏。
 全ての命あるものを根絶するために存在する殺戮機械軍団と人間との戦いのお話です。しかもすごいことに、この機械軍団は自己を再生産し、しかも変幻自在だということです。さらに時間軸を飛び回って、過去の時代の重要人物を殺しにかかったりと(ターミネーターみたいな話ですね)、細かいことを気にしなければアイディア沢山の素晴らしい作品です。

 もうひとつのカバーは加藤直之氏。シリーズの他の作品とコンセプトを合わせて描きなおしたもののようです(これは1999年9刷)。線の多い謎めいたメカがカッコいいです。挿画も岩淵氏のものよりストーリーをイメージしやすく出来ています。

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『ジャーレンの秘宝』

 キャプテン・ケネディ…FATE機関の隊長
 ジャール・ルーデン…碩学の老教授
 ペンザ・サラトフ…高重力惑星出身者
 ヴィーム・ケミル…カメレオン人間

 4人のチームはどこかフューチャーメンを思い起こさせますね。日本は戦隊は5人ですがアメリカは4人チームが多いです(特攻野郎Aチームとか…)。そんな4人のチームで宇宙の悪と戦うスペースオペラ「キャプテン・ケネディ」シリーズの最終巻がこれです。

『ジャーレンの秘宝』 グレゴリイ・カーン・作/小隅黎・訳 ハヤカワ文庫SF339

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 中心はもちろんキャプテン。堂々としたお鼻に目が釘付けです。ちなみに左右はキャプテンの仲間ではありません。
 表紙絵・挿画は宮武一貴氏(スタジオぬえ)。この本のあとがきも宮武氏で、未完のシリーズ物のイラストを描く苦労話などが語られていてとても面白いです。


 キャプテン・ケネディシリーズの表紙はきっとこれからもご紹介できると思います。傑作揃いです。

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『光子帆船フライング・クラウド』

 ついに大御所登場ですcrown

『光子帆船フライング・クラウド』 A・バートラム・チャンドラー・作/関口幸男・訳 ハヤカワ文庫SF650

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 SFカバー画ではやはりこの人、加藤直之氏ですねshine
 
銀河辺境シリーズ本編のはじめの方は、力が抜けていたりハチャメチャな絵が結構ありましたが(それはそれでとても楽しいのですが)、外伝シリーズのカバー絵はいい感じに想像力を刺激します。これ何なのでしょうね、ホント。
 絶対こんなものは本編に出てこないと思いながらうっかり「ジャケ買い」してしてしまうタイプのカバー絵ですねcatface

 そのうち加藤氏のハチャメチャな、いなたい作品もご紹介しますchick

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本日の新入荷(12/7)

◇古書うさぎ堂 12月7日の新入荷◇

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★ハヤカワ文庫JAを7点入荷しました★

<航空宇宙軍史> 谷甲州
・『惑星CB-8越冬隊』 
・『仮装巡洋艦バシリスク』 
・『星の墓標』 
・『火星鉄道一九』 
・『エリヌス-戒厳令-』 
・『最後の戦闘航海』 
・『巡洋艦サラマンダー』 

★古書うさぎ堂の「新入荷」のページをご参照ください。

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『ドルセイ魂』

SFを読んでいる人は、単なる娯楽小説をよりも幾分難しい本を読んでいるんだという自負があるような気がします。そんなプライドをメタメタにしてくれる表紙があります。

レジカウンターで店員さんの視線を避けたくなるような表紙がこれです。

『ドルセイ魂』 ゴードン・R・ディクスン・作/石田善彦・訳 創元推理文庫SF

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 軍人種族の惑星で成人男性が出払った後、侵略者から星を守る老女当主のお話。表紙はつまり、その女性(長命の種族ということですが90歳代…)。ドルセイ魂…すごい魂ですね。
 フォローではないですが、この本は創元文庫の「イラストレイテッドSF」のシリーズで、本文中にはF・フェルナンデスによるすごくカッコいいイラストが満載です。

 表紙絵は鶴田一郎氏。きっとまたこの方をご紹介させていただくと思います。

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『地球の長い午後』

 名作(一般的な意味で)っぽい表紙というのがなんとなくあるような気がします。自分の中ではこれはかなり名作な表紙です。

『地球の長い午後』 ブライアン・W・オールディス・作/伊藤典夫・訳 ハヤカワ文庫SF224

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 地球が自転をやめ、片面だけを太陽に向けて巡る未来。大地は巨大植物が繁茂し、人類は多様に進化した植物たちの中で危険を避け原始的な生活をしていた…とまあ、一見ファンタジックなのですが、かなりグロテスクでハードな内容です。このネタで倍以上の量の話が書けるほどアイディアが詰まっています。

 原題は「Hothouse」ですが、アメリカのペーパーバック版の題名「The Long Afternoon of Earth」からとってこの邦題になったそうです。表紙と邦題はとても格調高いですが中身は全然まったりしていません。むしろ原題っぽいですね

 カバー絵は角田純男氏。この内容からこの表紙絵というのも(ホントは内容を知らずにタイトルに合わせて描いたのではと疑っていますが…)素晴らしい想像力です。

 本作品は雑誌に分載された5つの中篇をまとめたもので、1962年度ヒューゴー賞(短編部門!)を受賞しています(カバー裏には1961年度と書いてありますが…)。

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『銀河市民』

 文庫本も長く版が続くと、装丁や表紙絵が変わりますね。

 これは知っている限りで3回変わったロングセラー作品です。

 『銀河市民』 ロバート・A・ハインライン・作/野田昌宏・訳 ハヤカワSF70

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 いなたい表紙はおなじみ斎藤和明氏。ネタバレではないので言っておきますが、左下の全裸の美女は全く本編とは関係ないです(というか、この絵の何パーセントが本編と関係あるのか…)。白背なので巻頭カラー絵、本編イラストがあり、それも同氏。

 初版は昭和47年で、平成4年頃のもの(下は15刷)になると様子が変わります。

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 SF漫画っぽいですね。表紙・挿画共に加藤雅基氏。大胆にイメージチェンジしましたね。
でも表紙イメージとしてはかなり”引き”が弱いですね。

最後は、平成17年にSF1517として新装されたものです。

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 すっかり今風になりました。イラストは前嶋重機氏。今度は青背なので、挿画も巻頭カラー絵もありません。でもない方が、表紙のイメージで無理矢理読めるのでいいかもしれません。なにしろ訳文が昭和47年の野田氏のままで、言葉遣いが随分古めかしいものですから…

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『宇宙戦争』

文庫本カバー絵界(そんなものがあればですが)で、認知度がかなり高いと思われる画家はと言われたら、きっと真鍋博氏が挙げられるでしょう。

真鍋氏は新潮文庫の星新一やハヤカワ文庫のアガサ・クリスティーで有名ですが、昔の創元推理文庫のSFにもいい絵を残してくれています。

『宇宙戦争』 H・G・ウェルズ・作/井上勇・訳 創元推理文庫

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きれいな細い線の絵とカラフルな色使いのレトロフューチャーな絵が多い中、これは珍しい感じの作品です。

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『オートン軍団の来襲!』

 表紙はインパクトが勝負。どれだけ目をひきつけるかが売り上げにもつながるのでしょう。

 この表紙もとてもインパクトがあります。かなり好きな絵ですcatface

 『オートン軍団の来襲!』 テランス・ディックス・作/関口幸男訳 ハヤカワ文庫SF388

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 両手が取れた腰から上のの長髪の美女が上目遣いに微笑んでいる絵は佐藤道明氏。

 本の中に実際こんなシーンはないですが、マネキンとか、左手にちろっと出ているヘンなものとかはストーリーに実は関わりがあります。印象深くしかも内容を暗示していてオリジナリティーがある、いい表紙絵です。

 ドクター・フー・シリーズとはイギリスで1960年代から作り続けられているSFドラマ。ドクターと称する宇宙人が地球を侵略するエイリアンと戦うお話で、現在でも何代目かのドクターでシリーズが続いているとか。本書は1974年のノベライズ作品。ハヤカワ文庫では5作発表されています。

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『SF番長ゴロー』

ジュブナイルが続きます。

 昔の少年達にとって、SFという言葉は、「科学の引き起こす魔法」という程度の意味合いで通っていたのではないでしょうかdrama

 どんな奇想天外な事件も科学の進歩で片付けられた平和な時代のSFジュブナイルが、昔の朝日ソノラマ文庫にはありました(今は違いますが…)。

 『SF番長ゴロー』 辻真先・作 ソノラマ文庫

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時代劇?スパイ物?番長?…気になるタイトル、気になる表紙(特に中心の仏像と左下の禿げた悪役が気になりますね)。一体どんなお話なのでしょう?妄想してくださいtyphoon

《株式学園の伝説》という3部作の完結篇で、表紙は畑農照雄氏。ちなみに3部作とは、
『変身番長サクラ』
『宇宙番長ムサシ』
『SF番長ゴロー』 です。

どれもタイトルからしてグッときますね。もちろん表紙絵もcatface

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『地獄の才能』

 今の若者向けのフィクションは、ライトノベルというジャンルになっていて、ゲームの影響が大きいファンタジーが中心のようです。
 昔の若者向けの本はジュブナイルとか呼ばれていて、どこか健全さを失わないような、大人の目から理想化した少年少女が出てきたお話が多かったような気がします。

 そんなジュブナイルの宝庫は黄色い背の秋元文庫。

『地獄の才能』 眉村卓・作 秋元文庫

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 少年少女は品行方正な顔つき、悪人は100メートル先でもそれと判るほどの悪者ヅラ。

 いいですねcatface

 表紙や挿画は表のクレジットにもあるように依光隆氏です。ライトノベルもイラストは大事なようですが、秋元文庫の挿画も本の価値の多くの部分を担っていたのでしょうね。

 今回も裏表紙までどうぞ。あらすじを読んで絵のキャラ当てをお楽しみください。

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『エスパイ』

エスパー+スパイ=エスパイ…

超能力を善用して世界平和を守る無国籍秘密結社が、同じくエスパーを擁する巨悪組織と戦う活劇。1974年に福田純監督で藤岡弘、草刈正雄、由美かおる、加山雄三らが出演して東宝映画にもなりました(ストーリーは別物ですが…)。

ハヤカワ文庫SF34 小松左京作 『エスパイ』。

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日本、アメリカ、トルコ、インド…世界各国のエスパイ達が活躍する様がかっこよく描かれて……います。

エスパーならパンチじゃないだろとか、ターバンにブリーフで走る秘密結社ってなんだよとか、鉛筆の先っぽのような人工衛星がチープとか…

夢広がるカバー画は水野良太郎氏です。

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『ゾンガーと魔道師の王』

劇画チックなSFのカバー絵の巨匠といえば…もちろん武部本一郎氏!

ハヤカワ文庫SF80 リン・カーター作/多田雄二訳 『ゾンガーと魔道師の王』。

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創元推理文庫の『火星のプリンセス』シリーズの美女画が有名ですが、ハヤカワ文庫では古代レムリア(ムー)大陸の蛮人ゾンガーの活躍を描く〈レムリアン・サーガ〉。

巨大爬虫類、錬金術、魔法使い、空飛ぶ船、捕らわれの姫君…ターザンやコナンの亜流のファンタジックな冒険活劇です。

武部画伯の描く女性は睫毛が長く、どこか物憂げで和風な美女。肌の露出具合で売り上げが変わるからなのでしょうが、結構サービス満点な妄想カットです。

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『さいはてのスターウルフ』

馬を宇宙船に、拳銃をレイザーガンに変えた西部劇(ホースオペラ)がスペースオペラと呼ばれます。

これぞまさしくスペースオペラという表紙がこれです。

ハヤカワ文庫SF29 エドモンド・ハミルトン作/野田昌宏訳 『さいはてのスターウルフ』。

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作画は今度も斎藤和明氏です。

主人公の顔が日本人っぽいとか、金髪美女がなぜ水着(宇宙服??)なのかはツッコまずに、血沸き肉踊る活劇を勝手に妄想して欲しい逸品です。タイトルも「さいはて」とは…いいですね

ハヤカワSFのエドモンド・ハミルトンには水野良太郎氏によるキャプテン・フューチャー・シリーズもありますね。それはいずれ…

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『宇宙の果てを超えて』

少年の頃本屋で文庫本を引っ張り出してはまじまじと眺めたカッコイイ表紙、笑える表紙、エロな表紙、夢でうなされそうな表紙…昔の文庫本の表紙は小さいながらも堂々と主張するモノが多かったような気がします。

そうした表紙絵達が絶版や改版で消えていくのは残念なことです。

そこで、古書うさぎ堂のブログでは、是非、他の人達にも評価したり笑ったりしてもらいたいと思い、商品の宣伝も兼ねて、文庫カバーのご紹介をしていきたいと思います。

店主の気まぐれなので、ツッコミを入れたくなるような「いなたい」ものが多くなりますが、ご了承の程を。

まずはトップバッターです。

ハヤカワ文庫SF9 レイ・カミングス作/斉藤伯好訳 『宇宙の果てを超えて』。

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作画は斎藤和明氏です。

赤いタイトな宇宙服に変なヘッドホン(?)の男と肌もあらわな美女の取り合わせを堪能ください。

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